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音声をトリミング (切り出し) する — /tools/audio-trim の思想と使い方

Zerosend の音声トリミングツールは、音声ファイルをサーバーに送らずブラウザ内で任意の区間だけ切り出します。長尺インタビュー・会議録音・ポッドキャスト素材の整形に。Zerosend 編集部が解説。

60 分のインタビューから引用したい 30 秒を抜き出したい、会議録音の不要な冒頭/末尾をカットしたい、ポッドキャスト素材のつなぎ目を整えたい。音声のトリミングは、録音後の編集で最初に行う作業です。

Zerosend の音声トリミングツール は、この作業をブラウザ内で完結させます。

なぜブラウザ内でトリミングするのか

音声ファイルには発話内容そのものが記録されています。インタビュー、取材、商談、カウンセリング、医療相談。どれも機密性が高く、少なくとも当事者以外に聞かれることを想定していない音声です。

「一部だけ切り出したい」という作業でも、オンラインツールに預けると入力した音声全体が相手に渡ります。Zerosend はトリミング処理をローカルで行うため、アップロードそのものが発生せず、音源全体の機密が守られます。

使い方

  1. /tools/audio-trim を開く
  2. 音声ファイルをドラッグ&ドロップ
  3. 開始時刻・終了時刻を指定
  4. 「トリミングを開始する」をクリック
  5. 切り出された音声をダウンロード

仕組み

ffmpeg.wasm の -ss / -to オプションで指定区間を抽出します。

  • 入力音声を ffmpeg FS に書き込み
  • -ss <start> -i input -to <end> -c copy output でロスレス抽出
  • 再エンコードなしで切り出すため処理が速く音質劣化もない

入力がどの形式であっても、基本的には同じ形式で書き出されます。形式を変えたいときは 音声形式変換 と組み合わせてください。

使いどころ

  • インタビューの引用: 60 分音源から 30 秒の引用箇所を切り出す
  • 不要区間の除去: 録音冒頭の環境音や末尾の雑音をカット
  • ポッドキャスト編集: 冗長な「えー」「あのー」を含む区間を削除 (1 区間ずつ)
  • 会議議事録の根拠音声: 要旨に関連する数分の根拠区間を抜き出す

よくある質問

Q. 複数区間を切り出して連結できる? A. 現状は 1 区間のみです。複数区間を抽出したい場合は 1 つずつ切り出してから別途連結してください。

Q. 音質は落ちますか? A. 再エンコードしないため、元音質がそのまま保持されます。

Q. フェードイン/フェードアウトを追加できますか? A. 現状は非対応です。必要なら切り出した音声を別の編集ツールで処理してください。

Q. 動画ファイルから音声部分だけ切り出したい A. 動画ファイルを入力して 音声形式変換 を使うと、動画の音声トラックを指定形式で抽出できます。トリミングしたい区間があるなら、まず 動画トリミング で区間抽出 → 音声形式変換、の順がお勧めです。

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